30代後半に突入すると、ある日突然「なんだか老けた?」とか「年とったかも」なんて思うことはありませんか?
女性はいつまでたっても若く見られたい!美しくありたい!気持ちがありますよね。
アラフォー女性が知っておくべきこと、やっておきべきことをご紹介します。
「若く見えるね」って言われるように、できることから取り入れてみてください。
Contents
若返りの第一歩「老けて見える人の特徴」を知る
アラフォーになって、老けて見える人には特徴があります。
まずその特徴を押さえておきましょう。
・肌にうるおいやツヤが不足してくる。
・髪にツヤがない。ボリュームが少ない。
・後ろ姿が丸い(猫背や背中が丸くなっている)。全体的にたるんでいる。
どうでしたか?
一つでも当てはまったら、もしかしたら周りの人から「ちょっと老けた?」なんて思われているかもしれません。
でも大丈夫!
下記のポイントを押さえて注意していけば、若見せは難しくありません。
若返りを叶えましょう。
Not老け見えポイント!アラフォーに必須の3つの生活習慣
若々しさを維持するには、まずは生活習慣を見直していきましょう。
生活習慣の乱れは、老化へ一直線。
老けて見える人の特徴でも挙げた通り、肌・髪・体型は意識的にケアする必要があります。
すべてに共通していえることが生活習慣を正しくすることです。
では具体的にみていきましょう。
1)運動をする
身体のラインは年齢を重ねるほど崩れやすくなってきます。
意識して運動を続けることでスタイルキープにつながり、若見せを叶えます。
ジムに通うなどが難しい人は、“エスカレーターは使わずに階段を使う”だったり、“洗い物中にかかとの上げ下げ運動をする”など、普段の生活で意識的に運動を取り入れていきましょう。
運動することで血流も良くなり、新陳代謝も活発になります。
身体のラインをキープするだけでなく、美肌にもかかせません。
アラフォー女性には運動が必須ですね!
2)良質な睡眠をとる
“成長ホルモン”って知ってますか?
骨や筋肉を丈夫にしたり代謝を活発にしてくれて、「若返りホルモン」とも呼ばれています。成長ホルモンは、加齢とともに分泌が少なくなってしまいます。
良質な睡眠をとることで、成長ホルモンが分泌されます。
ここでポイントなのが、成長ホルモンは「眠りに入ったはじめの3時間に多く分泌される」という点です。
良質な睡眠を取るために気をつけるのは3つだけ
・お風呂にゆっくり浸かり、出た後にはストレッチ
・眠る前にコップ一杯の「白湯」
・電気を消して暗い部屋で眠る
身体を温かくして入眠効果を高め、若返りホルモンをバシバシ出してしまいましょう。
3)食生活を意識する
食事は肌に影響しやすいとされています。
若さや美しさを保つには、細胞にいい栄養を与えることが大切です。
食生活の乱れによって、酸化や糖化といった老化原因を加速させることは避けたいですね。
食生活で気をつけるのは2つ
・食事は腹八分目、摂取カロリーをおさえる
・食べる順番を気をつける
「食べる順番」は、
①食物繊維の多い野菜
②タンパク質のある魚や肉
③炭水化物のご飯
上記の順で食べると良いでしょう。
よく噛んで時間をかけて食べることで食べすぎの防止や消化の促進、活性酸素の発生(身体のサビつき(酸化)の原因)を減らすなどの効果に期待できます。
ほんの少し意識するだけで、老化スピードは遅らせられますよ!
他にも、若返りたい人は「抗酸化作用をもつ食べ物や飲み物」を積極的にとるといいでしょう。体内の活性酸素の発生をおさえたり、細胞の損傷をおさえたりする働きがあります。
抗酸化作用をもつ栄養素をご紹介しますね!
食材を選ぶ時には、栄養素を意識して積極的に摂取していくようにしましょう。
キレイな肌こそ若返りの基本 正しいスキンケアのすすめ
第一印象で「この人若いな」って思う人はどんな人だと思いますか?
“肌にハリがあって、透明感がある”そんな人ではないでしょうか。
美肌をつくること、それが若返りの基本です。
まずはスキンケアについてみていきましょう。
1)アラフォーの肌悩み
35歳を過ぎると小ジワが見えてきたり、ほうれい線が目立ってきたり、顔全体がたるんできたりとそれまでは感じられなかった悩みが突然現れます。
年を重ねると、自己再生力が年々低下。(年には抗えないですね)
そのため、今までのケアをそのまま続けていてもNGです!
積極的なエイジングケアをプラスし、今までのスキンケアを見直していくことが大切になります。
2)きほんのき「保湿ケア」
何をおいても、まず見直したいのが「保湿ケア」です。
みなさん、十分な保湿をできていますか?
美肌の基本は「保湿」です。
水分と油分でお肌をケアすることでバリア機能が正常に保たれ、乾燥はもちろん肌荒れやしわを防ぐこともできます。
保湿ケアのポイントは3つ
・やさしい洗顔
・洗顔、入浴後はすぐに保湿
・保湿成分、保護成分を補う
肌についたほこり、酸化した皮脂などを洗顔で落とす必要があります。
しかし、ちゃんと落としたいからといって洗顔をしすぎるとかえって必要な保湿成分を失うことにもなりかねません。
「やさしい」洗顔を心がけることが、保湿成分を保ったまま肌の汚れを落とすポイントになります。
まず手の汚れなどをきちんと落としてから、洗顔料をたっぷり泡立てましょう。
肌に手が直接触れることがないように、泡をクッションにやさしく洗います。
すすぐ時には「ぬるま湯」で、肌に洗顔料が残らないように丁寧に洗い流しましょう。
最後に、清潔なタオルで肌に押し当てるように拭き取ります。(ゴシゴシ拭くのはNG!)
洗顔後や入浴後は、急激なスピードで肌の乾燥が始まります。
すぐ保湿ケアを行うことを心がける必要があります。
まずは化粧水や導入美容液など、水分が多く配合されている化粧品から順番に使い、肌にうるおいを与えることを意識しましょう。
水分の多い化粧水や導入美容液は、その後に使う美容液や乳液などの浸透を高めてくれます。
保湿成分や整肌成分が、角質層になじみやすくしてくれる役割をもっています。
最後に、乳液や保湿クリームなどで肌に与えたうるおいを逃がさないよう、蓋をしましょう。
皮膚の一番外側にある「角層」。
角層を整えると、肌はゆらぎにくく見た目も美しくなります。
美肌には角層ケアも必須ということですね。
角層内の水分保持力も、年齢とともに低下していきます。乾燥によるしわやたるみに直結する部分になります。
保湿成分は、肌が本来持っている角質層のバリア機能を補う働きをします。
これにより、すこやかな状態を維持してくれるのです。
保湿成分の代表的なものには、「セラミド」「ヒアルロン酸」「コラーゲン」「エラスチン」などがありますね。成分ごとに主な働きは違ってきます。
自分の肌に合ったもの、必要だと感じるものを積極的に化粧品で補っていくようにしましょう。
・セラミド
保水力→ふっくら柔らかく、みずみずしい肌に
肌を保護する「バリア機能」→外部刺激で肌荒れしにくくなる
・ヒアルロン酸
たくさん水分を蓄える、みずみずしい肌をつつくるのに欠かせない
→肌のうるおい、ハリや弾力を保つ、ターンオーバーを整える
・コラーゲン
肌にハリ(弾力)を与える、水分を抱え込む
→乾燥部分には水分を分け与え、肌の水分状態をベストに保てるようサポート
・エラスチン
肌のハリを保つ→弾力のある肌
3)紫外線対策
スキンケア同様に、徹底して行ってほしいのが「紫外線対策」です。
アラフォーは、長年浴び続けてきた紫外線の影響が出始める時期。今までの紫外線ケアの結果が、シミやしわ、たるみとなって肌に現れてきます。
今まで以上に徹底した紫外線対策をする必要があります。
徹底した紫外線対策には、1つのアイテムに頼るだけでなく複数のアイテムでフォローすることがポイントになります。今以上に紫外線による影響を受けないためにも、今日からすぐに、紫外線対策を徹底していきましょう。
・日焼け止め
日焼け止めは、選び方と塗り方にポイントがあります。
レジャーで浴びる紫外線と、買い物や通勤などで浴びる紫外線とでは、強さや量が違ってきますよね?
そこでSPFとPAの値に注目する必要があります。
SPFは「UV-B」を防ぐ指数を表していて、強さが1~50+まであります。数値が高いほど「UV-B」による炎症を長時間防ぐことが可能になります。
PAは「UV-A」を防ぐ指数です。強さは「+」マークで4段階で表されていて「+」マークが多いほど、「UV-A」を防ぐ力が強くなっています。
過度な数値の日焼け止めを塗ると、肌への負担となり逆効果となってしまいます。
使用するタイミングに合わせて、強さを選んで塗っていきましょう。
また、日焼け止めを塗るときには顔全体にむらなく丁寧に広げていくことが大切です。
量が少なすぎても効果を発揮しません。たっぷりとることも大切です。
頬の高い部分や鼻など、日焼けしやすい部分には特に厚めに塗るのもポイントです。
こめかみも日焼けしやすい部分なので、重点的に塗ることでシミやしわ予防にも繋がります。首や耳の裏なども意外と日焼けしやすく、忘れやすい部分です。
忘れずに塗るようにしましょう。
要注意!そのエイジングケアは本当に正しい?
せっかく正しいエイジングケアをしていても、そのやり方によっては肌の老化を招きかねないことも。
ケアの仕方をしっかりと見直してみましょう。
1)肌への摩擦
スキンケアを行うとき、肌への摩擦を考えていますか?
肌への摩擦で何が起こるのかというと、刺激による炎症です。
炎症が起こるとバリア機能が低下し敏感肌の症状がでてしまったり、防御反応で角質が厚くなりターンオーバーが乱れたりします。つまり肌の不調のきっかけになってしまうということです。深刻化するとたるみにつながってしまうことも。
肌への摩擦を起こしやすいタイミングは洗顔とスキンケアです。
洗顔は肌に手が直接触れないように、泡で汚れを落とすように。
特に気を付けたいのはアイメイクのクレンジングです。こすり落とすのは絶対ダメ。
専用のクレンジングを使ってメイクをじんわりと馴染ませ、汚れを浮き上がらせるようにしましょう。
スキンケアはやさしくじんわりと。手のひらに化粧水などを出してのばし、手のひらを肌に密着させてハンドプレスを。ギュッと押し込むのではなく、包み込むようなイメージで。
摩擦レスを目指してケアしていきましょう。
2)使用料が不十分
「すごくいいアイテムだけど、高かったから少しずつ使おう」などと、少しでも長期間使いたくて少しずつ使っているなんてことはありませんか?
スキンケアアイテムの効果を実感するためにも、各商品が指定している規定量は絶対に守りましょう。規定量を守らないとせっかくエイジングケアをしていても、効果は期待できません。
さらに乾燥する時期や、乾燥肌の方は使用する際に自分の肌に合わせて、重ね塗りをするなど量を調整することも大切になります。
必見!若返りメイクはここを押さえる
「肌」は人に与える印象を大きく変えるパーツです。若返りのメイクをする際には、丁寧にやりすぎないことがポイントになります。各パーツごとのポイントを抑えて、メイクをしてみましょう。
1)ベースメイク編
ベースメイクの手順や工程は、若々しいハリ感を演出するために大切になります。ひとつひとつ丁寧に行っていきましょう。
下地は保湿力のあるものを選び、頬なら頬、額なら額と1ヶ所ずつのせて1パーツごとに仕上げます。このとき鼻や口周り、目元といった細かい部分には量を付けすぎないように注意しましょう。
ファンデーションはリキッドファンデーションを選ぶと、毛穴カバーしやすくくすみの一因でもある乾燥を防げます。下地と同様に1パーツごと、薄付きで仕上げましょう。ファンデーションをのせた後はスポンジを使って、優しくたたきこんであげるとメイクもちがよくなりカバー力もアップします。
コンシーラーは肌より少し暗い色を、シミの大きさにピンポイントでのせてあげましょう。
2)アイメイク編
最初は肌の色よりワントーン明るい色のアイシャドウベースをのせます。パール入りのものなら目元のくすみがとび、明るい印象に。小じわや二重幅にアイシャドウが入り込むのも防いでくれます。
アイシャドウはほんのり艶感のあるブラウンやゴールド系がおすすめです。くすみが気になっている方は、ベージュやオレンジの色を取り入れて明るさを出しましょう。明るめのカラーを入れる場合には、ぼかして入れるのがコツです。色をはっきり主張しすぎてしまうとどこか古いメイクになってしまうので注意が必要です。
アイラインは目元が引き締まるブラックを使用します。ここで注意すべきは、目頭から目尻までラインを引いてしまわないという点です。若見せを狙うなら、目尻側は淡いカラーのアイライナーを使ってぬけ感を出します。目尻側の終わりは目のカーブに沿ってギリギリのところまで。跳ね上げてしまうと一気に古臭い印象になるので注意しましょう。
マスカラはナチュラルに仕上げるのがポイントです。ボリュームタイプよりもロングタイプをチョイスしましょう。まつ毛がセパレートするような繊細な仕上がりのものが理想です。盛りすぎず、スッと伸びる上品なまつ毛こそ「若見え」メイクです。
3)リップ編
リップを選ぶときは、顔色が明るくくすんで見えない色を選びましょう。無難にとヌーディーなリップを選んでしまうと顔の印象がぼやけたり、ほうれい線が悪目立ちしたりします。色見がきちんとした色を選ぶと顔全体が明るく若見せ効果が期待できます。
アプリコットやコーラルといった黄みを含んだカラーは、肌馴染みもよく顔色を明るく見せてくれます。一方、鮮やかすぎる赤いリップもアウトです。リップだけ浮いてしまい古臭い印象を与えてしまいます。
クリーミーでセミマットなリップを選ぶと、適度なしっとり感があって唇の縦ジワの目立ちにくくなります。縦ジワがあるだけで一気に老け顔に見られがちなので、メイクの前にリップクリームをたっぷり塗って、保湿をしておくことを心がけましょう。
リップを塗るときは口角をキュッと引き上げるイメージで、リップライナーなどで丁寧に輪郭をとって仕上げるようにしましょう。色やツヤ、輪郭を上手く操って若々しい口元を目指しましょう。
おばさん化は断固阻止!アラフォーのNGヘアスタイル
「これまでの髪型が似合わなくなった」「老けて見える?」「若作りしてるって思われたくない」こんな悩みありませんか?
アラフォーに突入し、ヘアスタイルが迷子になってしまう人も少なくありません。
「若見せ」を叶えたいがあまり以前やっていたヘアスタイルにしてみたり、流行りの髪型にしてみたりと間違った方向に進んで、逆に「おばさんっぽい」って言われてしまうかも。
そこで、おばさんっぽくならないために「やってはいけない」髪型を解説します。
①分け目がはっきりとしている
分け目が分かりやすくなっている分、白髪が目立ってしまったり地肌の透け感が周りの人から見ると「老け見え」してしまいます。
②トップにボリュームがなくペタンコ
トップは特に、ボリュームがほしいところ。根元から立ち上がるトップの髪型は、髪の毛も元気に見え、若々しい印象を与えます。ペタンコになっていると、疲れて見えたり老けた印象に。
③カラーの落ちきった明るい髪色
ヘアカラーの落ちた色や、根元がプリンだったりすると清潔さがなく老けた印象になってしまいます。髪色を楽しみたいときは、1カ月から1カ月半に一度くらいの周期で根元のリタッチを行うことにしましょう。
④ダメージでパサついている
若見せを叶えたいならパサつきは厳禁です!髪はダメージが加わることで艶感が失われます。見た目も清潔感を失い、老け見え一直線。トリートメント必須で、洗髪後はすぐにドライヤーで乾かすことを心がけましょう。
お肌と同じように、髪も以前と同じようにとはいきません。若返りを叶えたいなら、「やってはいけない」点を回避しつつ、日々のケアで髪を健康的な状態に保つことが大事です!
まとめ
誰だって若く見られたいものですよね。ほんの少し、今までのやり方を変えるだけ。変えるポイントを知っているか知らないかで、若く見えるか老けて見えるかが分かれます。年齢に諦めたりしないで、若い雰囲気を身にまとっていつまでも若々しくいきましょう。みなさんの参考になれば嬉しいです。